大人の皮膚病

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疥癬

疥癬は、皮膚の痒みのみから始まり特徴的な皮疹がみられません。通常湿疹として治療されますが、治療に反応せず痒みが強くなってきます。手と陰部に頑固な痒みが続く事で皮膚科を受診され、診断がつきます。他科では診断することが困難なので、頑固な痒みが続く場合は、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。家族に同じような痒みが出現した場合は、感染する病気なので全員で受診してください。
疥癬は手や手のひら、指の間の赤いブツブツを顕微鏡で検査して虫体(病気の原因)を見つけます。また、ダーマスコープという医療用の虫眼鏡を使って、疥癬トンネル(虫が通った跡の白いカサカサ)を見つけます。症状が進めば(痒みが強くなって全身に赤いブツブツが出た場合)、周りの人に素手で接触することで感染します。疥癬の流行している場所は病院やデイケアなどです。介護の人や病院関係者に多く見られます。

疥癬の原因と治療法とは

疥癬はダニの一種である疥癬虫によって起こります。疥癬に感染した患者との濃厚な接触にて感染します。治療法は内服・外用薬があります。疥癬虫だけに選択的に作用する神経毒により、疥癬虫を殺虫する内服薬はイベルメクチン、外用薬はフェノトリンで治療します。
症状によって異なりますが、内服の場合は2週間程度、外用の場合は1~2週間程度の期間を必要とします。

疥癬を治療しないリスクとは

疥癬は放っておくと、ノルウェー疥癬と呼ばれ爆発的に感染が拡大する様になります。
集団感染の原因となります。

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